食品開発展 設営日

いよいよ明日から食品開発展がはじまります。
今日は機械の設営をしています。明日から使用するチョコレートを用意しています。
早めに機械が到着したので、早速ケトルのジャケットへ水を入れて50度まで温度を上げました。

1時間ほどで温度が上がったのでストリンガーに使うホワイトのチョコレート入れました。
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数分待っているとチョコレートの表面が溶け始めたので攪拌を回し始めました。

約30分ほどでかなり溶けました。
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さらに30分ほど待っていると完全に溶けていました。
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同時にエンローバーへもチョコレートを入れて溶かしました。

食品開発展2019へ出展します。

アゼット株式会社は2019年10月2日より東京ビッグサイトにて開催される展示会「食品開発展2019」へ出展致します。
詳細は下記通りです。

展示会名:食品開発展2019
開催日時:2019年10月2日(水)〜4日(金)
10:00〜17:00

開催会場:東京ビッグサイト西1ホール
弊社小間:1-328

主な出展内容;
卓上型高機能野菜・果物カッター「Five」BRUNNER AG(スイス)
卓上型チョコレート・エンローバー「E120XSP」アゼット株式会社(日本)
卓上型チョコレート・エンローバー「E240」アゼット株式会社(日本)
卓上型チョコレート・ストリンガー「AES240」アゼット株式会社(日本)
卓上型チョコレート溶解ケトル「ACK10」アゼット株式会社(日本)

たくさんのご来訪お待ちしております。

新型PKR到着です。2

下写真に写っている不気味に緑色に光っているのは、実は新しく発売された静電気除去装置のオプションです。
このスイッチは本体と連動しているので最初どうやったら電源が入るのか分からず困りました。
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機械が動作すると写真のように緑色のランプが点灯して動作しているのが判ります。

他、ワンタッチで羽根やドラムを着脱できるのは同様ですね。
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印象ではとても堅牢に進化したように感じました。

チーズの粉砕、シュレッド、ナッツ粉砕などご興味ございましたら是非ご一報ください。
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新型PKR到着です。

新しくなったPKRが到着しました。
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パッと見た目はそれ程変わっていないのですが、細かな部分がパワーアップされていました。
また、オプションも増えています。
例えば
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ホッパーをロックするハンドル、以前はプラスチック製でしたがステンレス製に進化。
スイッチボタンも堅牢そうな白と黒へ変更されていました。
お客様は今回機械テーブルと引き出し等オプション品もオーダーしておりましたので、それらも付属しています。
テーブルは写真の機械本体の下にあるステンレス製の台です。
下写真は引き出し。加工物がこの引き出しへ入ります。
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冷却機3機版クーリングトンネルです。

現在、冷却機3機版の2mクーリングトンネルをテスト動作中です。
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このクーリングトンネルは卓上型チョコレートエンローバーと接続させずに動作できる単独動作バージョンです。
コンベアの動作ON/OFF、速度調節も搭載しています。
コントローラーには現在のトンネル内温度を表示します。
Cooling01

夏季休業(お盆休み)のお知らせ

誠に勝手ながら弊社夏季休業を下記の通りとさせていただきますので、何卒よろしくお願いいたします。

2018年8月13日(火)~8月15日(木)

休み期間中のお問合せに関しては弊社のホームページの「お問合せフォーム」、もしくはメールにてお願いいたします。
※ご返信は、16日(金)より、順次行います。

期間中は大変ご不便おかけいたしますが、何卒ご了承くださいますよう、よろしくお願いいたします。

AES240ストリンガーテスト

新しいノズルができたので、早速製品へテストしてみました。
太い線、中ぐらい、細い線等色々としました。

太い線です。かなり迫力があります。
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sampleBig1
中ぐらいの線と細い線です。安定しています。
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細い線です。ちょっと細すぎかもしれませんね。
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チョコレートストリンガーAES240テスト

現在、卓上型チョコレートストリンガーAES240の色々なテストを行っています。
展示会中にノズルをもっと太くできないか? チョコレート以外の材料でも使えないか?等様々なご質問があり、一つずつテストしていくことにしています。
第一弾はノズルを太くするものです。
可能性として、現在内径15ミリのホースでチョコレートを排出するテストをしてみました。
それと同時にホワイトチョコレート(クリーム色)でのテストも行ってみました。

この、ホワイトチョコレートは融点が高いものの様で40度ではなかなか溶けない感じで55度位でようやく溶け始める感じでした。

ストリンガーへ入れてみるとホースを太くしているにも関わらずなかなか排出されません。
White240_a
写真を見ての通り、ボトッ、ボトッという感じです。
とても固いです。
White240_B
しばらくしてから、今度は約1.5Kg程度スイートチョコレートを混ぜてみました。
Brown240_B
すると、驚くことに滑らかにスムーズにチョコレートが排出されました。
Brown240_a
今回のテストで判るようにチョコレートと一概にいっても様々な種類がありますので必ず事前テストは必要ですね。
ホース内径15ミリは少し太すぎたので次回は内径10ミリにてテストしてみます。

Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(7)

新しく発表された卓上型チョコレート・エンローバーE240について投稿してきました。
現在まだ試作機である為、細かい変更、改良が加えられる予定です。

写真はE240コントロールパネル部
controlP
既に長時間連続稼働、耐久、その他含めテストしていますが、既にポンプ部等改良の予定となっています。見た目にあまり変化が見えない地味な部分ではありますが、それに伴い、コントロールパネル部周辺のデザインも変わる予定です。

弊社が最大限注意をはらっている部分は安定性です。業務で使用される想定の機械ですので過酷な使用状況にも耐えうる製品でなければならないと考えていますのでテストにテストを重ねています。

製品版までもう少し時間が掛かりますが、今しばらく楽しみにお待ちください。
きっと皆さまが満足できる素晴らしい製品になると考えています。

Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(6)

「コンベア巾が2倍の240ミリになったといわれても実際どれくらい差があるのかわかりにくい」という声にお応えしてみます。

下写真左が120ミリ巾のコンベアで右が240ミリ巾のコンベアです。
ConpeConv
単純に2倍ですが、例えば60ミリのクッキーを流したとすると
120ミリ巾では、60ミリx2枚=120ミリで2列流せそうですが、クッキー同士がぶつかると上手くチョコレートを掛けられないので、一度に1枚、1列ずつ流すことになります。

240ミリ巾では、60ミリx4枚=240ミリで4列流せそうですが、これもクッキー同士ぶつかることを避けるため離しますが、60ミリx3枚=180ミリで一度に3枚、3列ずつ流すことができるようになります。
ですので、60ミリのクッキーを流すのであれば3倍の能力が発揮されることになります。
コンベアの寸法は2倍ですが、生産能力は3倍になったということになります。

Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(5)

コンベアの巾が120ミリから240ミリへ変わった事からブロワー等も影響があります。
E120XSPで使っていたブロワーはダブルファンにより強力で風量が多い、それでいてコンパクトなものでした。
しかし240ミリ巾で同じものを使うと風量が足りなくなってしまいますので、今度はダブルファンを2基直列に搭載しました。単純に2倍の能力となります。
blower2
とてもコンパクトです。
ブロワーの上下機構もE120XSPで好評だったものを使用しています。

Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(4)

今回発表された卓上型チョコレート・エンローバーE240でE120XSPから新たに追加された改良点で特徴があるのはボトマー機構です。

チョコレートを全掛けしたり、底掛けしたときにチョコレートを沢山溜めていてもどうして上手く掛からない個所があったりすることがあります。
何とかそれを解消できないか考えており、それが今回開発の重要ポイントの一つでもありました。
そこで、コンベアが動作するとボトマーロールというローラーが一緒に回転し、コンベア内側の下方で溜めたチョコレートをかき上げて商品の底面へ”塗る”動作を行うものを追加しました。
もちろん従来からあるチョコレートの滝の下にあるチョコレートの為も付いています。
botmommerE240
写真では見えにくいのですが、丸い白いローラーの下にチョコレートの溜めがあります。
底にチョコレートをつけたくない時はチョコレートの溜めを外すことができます。

地味なのですが少しでも確実にチョコレートをつけれるよう努力しています。
チョコレートの質、粘度、種類により100%ではないかもしれませんが、少しでも確実性を求めました。

Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(3)

展示会「FOOMA JAPAN2019」で新しく発表された卓上型チョコレート・エンローバーE240について3回目の投稿です。

1回目はE120XSPとE240の寸法などの比較をしました。
2回目はチョコレートタンクの形状、チョコレートの汲み上げ方式について投稿しました。
今回はE240の特徴ともいえるコンポジットフレームについてです。

E240の開発にあたり、とても重要視したのは”手軽さ”でした。
コンベア巾が180ミリ以上ある既存のエンローバーはとてもがっちりして堅牢ですが、その分とても重く、機械洗浄時ネットコンベアを本体から外す時等とてもめんどくさくなって嫌になってしまいます。
そこで出来るだけ軽くそして頑丈なコンベアを目指しました。

ステンレスは丈夫ですが、とても重いです。
樹脂は軽いのですが、ステンレス程の堅牢さに不安があります。
2ミリ厚のステンレス板はとても丈夫ですので、それぞれ素材の良さを活かし2ミリのステンレスで骨格を作り10ミリ厚の樹脂でフレームを作り、組み合わせる事で軽さと強さを実現しました。
写真は2ミリのステンレスを10ミリの樹脂に組み込んだコンポジットフレームです。
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下写真はフレームの強度テストをしていた時の写真です。※製品のものとは少し形状が異なります。
2019-07-03 15.54.28

実はこのコンポジットフレームは既にE120XSP用の紙送りコンベアで使用していました。
紙送りコンベアはあまり力が掛からない為、ステンレスではなく5ミリのアルミニウム骨格と10ミリの樹脂フレームでの組み合わせでした。

過去のブログに掲載していたかもしれませんが、最初は紙送りコンベアのボディは全てアルミニウムで構成されていました。その後、力がかかる部分のみをアルミニウムとしてフレームは樹脂へと変更されました。
しかし、樹脂のみのフレームではやはり強度に不安があった為、ボディの樹脂フレームにアルミニウムで構成した骨格を組み込むようになりました。

意外とこのコンポジットフレームの考え方は昔から実践していました。

Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(2)

CampE240WEB
前回E240の機械サイズは殆どE120XSPと変わらないと書きました。
しかし、チョコレートタンクの容量は驚くほど変わりました。
というのも、E120XSPでは円盤でのチョコレート汲み上げ方式でしたので、タンク底形状が丸くなっていました。
今回E240ではポンプでのチョコレート汲み上げ方式になったのでタンク底形状はほぼ四角となりました。”ほぼ”というのはうっすらとポンプに向かって傾斜が付いている為です。

E120XSPチョコレートタンク内側写真:円盤形状に合わせて丸くなっています。
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E240チョコレートタンク内側写真:ポンプ部が少しへこみ、それ以外の部分は少し傾斜しています。
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ただ、タンクの容量が大きいからといって必ずタンク容量いっぱいまでチョコレートを入れなければならないわけではなく、ポンプ取付部は少しくぼみになっており、くぼみにチョコレートが入っていればチョコレートは汲み上がるようになっている為、非常に効率よく使うことができます。

10Kgチョコレート・メルティングケトル

毎回必ず10Kgのチョコレート・メルティングケトルは展示会へ出展しています。
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最近ではちょっと奥まったところにあり、気がつかない方も多いのですが、もはや弊社が自社で使うために持参している感もあります。
っていうか、目的が使うためになってます。
結構便利なんですよ、常に溶けたチョコレートが10Kg程あると。
もう使うのがデモンストレーションだって感じです。