久しぶりのスイスです。2

今回のAWEMA社ミーティングは無事に終わりました。
詳しい内容はあまり書けないのですが、主には これからの主力新製品について、や AWEMA社充填機、プラントの強みの再確認等など。

世界中にあるAWEMA社のエージェントが集まっていたこともあり、各国の状況や議論が繰り広げられてとても熱いミーティングとなりました。


ミーティング後半にはAWEMA社による技術的な解説などもありました。

現在、チョコレートの価格が上がっていることで、いかに付加価値のあるチョコレート製品が開発できるか?という観点からAWEMA社の精度高い充填機が改めて注目されているようです。

昨年には小型クラスのワンショット充填機UDM-050を発売し、今後も小型クラスにも力を入れると考えられます。
こんな時代だからこそAWEMA社が注目を浴びるのかもしれませんね。

卓上型チョコレートエンローバー「E120 Zero」登場です。

卓上型チョコレートエンローバー「E120 XSPs」がモデルチェンジを果たして「E120 Zero」となり登場します。

上写真はモデルチェンジした「E120 Zero」です。

主な変更点;
・XSPsのコンベアフレームは樹脂とステンレスのコンポジット構造でしたが、Zeroではステンレスのみとなりました。
・XSPsのチョコレート汲み上げ用円盤にカバーを取り付けた構造でしたが、Zeroでは円盤ポンプという新しい発想の構造へと変化しました。
・チョコレートの溜まり位置が変更となり軽い食材で全掛けエンロービング作業が格段にスムーズになりました。
・供給コンベアがオプションとなり、他の機器との接続性が向上しました。

上写真は供給コンベア
供給コンベアには本体とは独立して動作ON/OFF、コンベア速度調節、緊急停止ボタンが備わっています。電源は本体との接続により供給されるようになっています。
供給コンベアの電装品とモーター類は1つのユニットに収められコンベアから簡単に取り外せる設計になっています。
これにより、供給コンベアはお湯または水で丸洗いできるようになっています。

写真は供給コンベアを取り付けたものです。

本体の主な仕様;
本体寸法 :530(横)x425(奥)x410(高)ミリ(突起物を含まず)
コンベア巾:120ミリ
設置面積 :510×330ミリ
タンク容量:最大6Kg
保温方式 :5面ジャケットによる湯煎式
電 源  :100V 1A
標準装備 :トップヒーター、ブロワー、カバー
オプション:供給コンベア、紙送りコンベア(紙取り装置)、クーリングトンネル等
備 考  :コンベアと円盤ポンプは非連動型で、コンベアの速度とチョコレートの吐出量は別設定が可能です。
価 格  :100万円(税別、送料別)*弊社直販価格です。

供給コンベアの主な仕様;
本体寸法 :260(横)x230(奥)x330(高)ミリ(突起物を含む)
コンベア巾:120ミリ
設置面積 :240×160ミリ
電 源  :24V(本体接続により供給)
備 考  :本体とは独立した操作パネルを装備
価 格  :35万円(税別、送料別)*弊社直販価格です。

弊社WEBサイト製品情報ページは令和7年6月開催のFOOMA JAPANの前後に掲載される予定となっております。

久しぶりのスイスです。

久しぶりにスイスへ訪問しました。
相変わらず落ち着きのある素晴らしい景色でした。

スイス訪問の主な目的はワンショット充填機のメーカーであるAWEMA社でのミーティングでした。
せっかくなので少し早めに到着してスイスの景色を堪能することにしました。

いつ見てもハッとするような光景です。

歴史ある建物が多く、それでいて建物内はとても近未来的な場所が多いですね。

Super Micro The Cooling

WEBサイトでの掲載が遅れておりますが、クーリングトンネルシリーズがCooling2000シリーズから「Super Micro The Cooling」へ新しくなりました。

写真はコンベア巾130ミリ長さ2mモデルですが、コンベア巾は最大400ミリまで対応可能です。
長さは1mからご希望に応じて対応いたします。
コンベア巾が130ミリ、250ミリのモデルは100V電源にてご使用可能です。
コンベア巾が300ミリ以上のモデルは三相200V電源となります。

新しく始まった「ザ・クーリング」シリーズは従来のシリーズより強力な冷却装置を内蔵しております。
従来シリーズは冷却装置を別置きにすることでコンパクトさを最優先としておりましたが、本シリーズよりコンパクトながらより強力な冷却を目指します。

標準モデルの価格は下記通りとなります。
コンベア巾130ミリ 長さ2mモデル160万円(税別、送料別)
コンベア巾130ミリ 長さ3mモデル186万円(税別、送料別)

コンベア巾250ミリ 長さ2mモデル180万円(税別、送料別)
コンベア巾250ミリ 長さ3mモデル218万円(税別、送料別)

コンベア巾300ミリ 長さ3mモデル330万円(税別、送料別)
コンベア巾300ミリ 長さ4mモデル360万円(税別、送料別)

詳しい詳細はWEBサイトにて掲載予定ですので今しばらくお待ち願います。

新製品の発表時期が近づいてきました。

毎年6月頃展示会がありますが、ちょうどその時期に弊社では新しい製品の発表を行い、8月、9月頃から発売開始となります。

今年はいくつかの機械でモデルチェンジが行われる予定です。
昨年夏頃より段階的に変更テストなどを実施してまいりました。
今年は無事新しいモデル、時代のニーズに合うように変化したモデルの発表が可能と考えております。

ぜひ6月までの期間、楽しみにお待ち願います。

新規ケトルのレンタル・ご購入サービス

卓上型ケトルACK50LC(50Kg容量)、小型ケトルACK130Pro(130Kg容量)ケトルのレンタル・ご購入サービスが始まります。

「少しでもお客様の機械導入サポートになれば」との考えでスタートしました。

レンタル期間は11ヶ月(固定)です。
レンタル期間終了後に機械代金からレンタル期間中にお支払いいただいたレンタル金額を差し引いた価格にてご購入することが可能です。

スタートするレンタル・ご購入サービス機種
ACK50LC;弊社直販価格 60万円(税別、送料別)
11ヶ月レンタル価格 55万円(税別、送料別)
レンタル後そのままご購入する場合の価格5万円(税別)

ACK130Pro;弊社直販価格 120万円(税別、送料別)
11ヶ月レンタル価格 110万円(税別、送料別)
レンタル後そのままご購入する場合の価格10万円(税別)

11ヶ月のレンタル後ご返却される場合、送料はお客様ご負担にてお願いいたします。

レンタル期間中 機械故障の修理は無償にて行います。
修理はセンドバック方式(弊社へ故障機械を送付いただき、修理後お客様工場へ返送する方式)となり、お客様から弊社までの送料はお客様ご負担、修理後弊社からお客様までの送料は弊社負担となります。
部品の紛失、消耗品は無償修理の対象外となり、有償での部品ご提供となります。

ご興味ございましたら何時でもご連絡お待ちしております。

ケトルの在庫が増えました。

現在、容量130Kgのケトル、50Kgのケトル、30Kgのケトルの在庫が増え即納が可能になっています。

ack130Pro

ACK130Proの在庫が増えました。

ACK50LC、ACK30LCの在庫も増えました。

今年2025年もできるだけ早くお届けできるよう、在庫切れを起こさないようにがんばります。

ジャケットへ水を入れるジグの試作

 卓上型チョコレート製造機「SuperMicro」シリーズのエンローバーやチョコレート溶解ケトルはジャケット(湯煎)保温式となっており、機械が届くとまず最初にジャケットへ水をいれる作業から始まります。

ジャケットに水を入れる作業は少し面倒で、ロートなどを使用して水を入れることとなりますが、うまく適合するロートがない場合もあり苦戦することがあります。

そこで、弊社ではジャケットへ簡単に水を入れる為のジグを開発中です。
試作を3Dプリンターで製作してみました。

今後お客様がご自身で作成できる様にデータをWEBサイトに掲載予定です。

ジグ写真

使用済みのペットボトルの底をカットして、ジグを取り付けます。

ジグを取り付けたペットボトルを機械水挿入口へねじ込みます。

水を入れます。

うまく入っていきました。

卓上型チョコレートストリンガー価格改訂について

卓上型チョコレートストリンガー「AES240」はマイナーチェンジに伴い2025年1月より下記理由により価格が変更となります。
価格変更理由;材料費、購入部品価格の高騰、コンベアフレームの材質、フレーム構造を変更

価格は下記通りです。
改訂前
AES240 98万円(税抜、送料別)
改定後
AES240 124万円(税抜、送料別)

コンベアフレームの材質が樹脂とアルミのコンポジット構造からステンレスへと変更になりました。それにより大幅に樹脂の使用量を削減することができました。
内部構造がより強力になり堅牢で安定した作りとなります。

尚、2024年現在既にコンベアフレームはステンレスフレーム構造となりましたが今年24年12月末までキャンペーン価格として従来価格98万円(税別、送料別)にて販売をいたします。

よろしくお願いいたします。

新しいステンレスコンベアフレームを採用したストリンガーの写真


紙送りコンベアのコンベアフレームのステンレス化

 長い間、卓上型エンローバー用の紙送りコンベア(紙取り装置)のコンベアフレームは軽さと強度を保つ為アルミと樹脂のコンポジット構造でした。
しかし、昨今の世界的な流れで樹脂の使用量を減らしていく傾向にあり、弊社もまたその流れに沿えるように樹脂使用量を減らすことを目指しています。

第一弾として、紙送りコンベアのコンベアフレームをステンレス化することとなりました。

従来の紙送りコンベア写真(樹脂とアルミのコンポジットフレーム構造でした。)

新しい紙送りコンベアの写真

かなりすっきりとした外観となりました。使用している樹脂の量もかなりの削減となります。
より堅牢な作りとなりました。
また、従来エンローバー本体との接続が必須でしたが、別売りオプションにより単独動作も可能となります。

素材の変更、設計変更などにより新しい価格へと変更になりました。
従来価格;35万円(税別、送料別)から新価格;45万円(税別、送料別)となります。

よろしくお願いいたします。

FOOMA JAPAN2024最終日

展示会FOOMA JAPAN2024もいよいよ最終日になりました。
あっという間の4日間でした。
幸い雨にはならず、比較的涼しい過ごしやすい気候に恵まれました。

弊社へお越しいただけましたらどの機械もテスト可能ですので、ご購入ご検討の際は是非お越しいただき、実機をご自身で触り、テストをした上でご購入ご検討いただけますようお願いしております。

本日最終日よろしくお願いいたします。

130Kgチョコレート溶解ケトル

 2023年9月に発売されました130Kgチョコレート溶解ケトル「ACK130 Pro」が次々と出荷され、年末ギリギリまで出荷が続いています。

予想外にご注文が多かった為、納期が少し長くなったりと沢山のお客様にご迷惑をお掛けし申し訳ございませんでした。

来年は在庫が持てるよう努めます。

2023年も残すところわずかとなりましたが、最後まで全力でがんばります。
来年もよろしくお願いいたします。

50Kg,130Kgケトル大きさ比較

50Kgチョコレート溶解ケトル「ACK50LC」と130Kgチョコレート溶解ケトル「ACK130Pro」の大きさの違いがわかる動画です。

ACK130Proは130Kg容量なので大きいイメージがありますが、実は台に載せたACK50LCとそれほど大きさに違いがないことがわかります。

ACK130 Pro ご予約キャンペーン始まります。

卓上型チョコレート製造機シリーズ「Super Micro」のチョコレート溶解ケトルACK130 Pro(タンク容量130Kg)が令和5年9月1日に発売されます。
本日より令和5年8月31日までご予約キャンペーンが始まります。

キャンペーン詳細、用紙は下記にてダウンロードできます。
https://supermicro.azett.co.jp/pdfs/130CampLight.pdf


Super Micro ACK130 Pro 通常価格120万円(税別、送料別)がキャンペーン価格115万円(税別、送料込み)となります。

100Kgケトルが必要だと考えてた方はこの機会に是非ご予約いただければと思います。

Super Micro「Pro」シリーズ記念 インタビュー編

卓上型チョコレート製造機シリーズに130Kgチョコレート溶解ケトルが新たに「Pro」シリーズとして登場しました。
従来機種同様コンパクトデザイン、シンプル構造ながら容量130Kgを実現しています。


インタビュワー;
「Pro」シリーズというフラッグシップ機となりますが、従来機とはどこがちがうのでしょうか?

設計担当;
従来機はできるだけコンパクトでデスクトップで手軽に簡単に使うことができるというコンセプトで開発が行われました。
Proシリーズもその路線は引き継いでいるのですが、過酷なPro現場で耐えうる、使えるものを目指しました。

インタビュワー;
具体的にはどの辺が違うのでしょうか?

設計担当;
まず、チョコレート10Kgブロックを6枚一度に投入することができます。

インタビュワー;
10Kgブロック6枚ですか…すごいですね。

設計担当;
私の知る限り100Kg級のケトルで一度に6枚、いや、3枚でも入るケトルはあまり見たことがありません。まぁ、この広い世界ではあるのかもしれませんが、私は見たことがありません。

インタビュワー;
6枚も投入して機械的に問題はないのですか?

設計担当;
どのケトルでもそうなのですが、ブロックを入れた直後に羽根を回転させるのは無理があります。そこで、チョコブロックタイマー(仮称)をつけることにしました。
 このチョコブロックタイマーはチョコレートブロックを入れてから約2時間後に羽根が回転し始めるという簡単なタイマーです。

 例えば、作業終了後、帰宅前にチョコレートブロックを6枚投入して、タイマーをかけておくと2時間後に羽根が回転し、夜中の間にチョコレート溶かしさらに攪拌もしてくれるというものです。
地味なのですが、とても有用だと考えています。

インタビュワー;
そういえば蓋が2重構造になっていますよね。これって何か意味があるのですか?

設計担当;
通常、ブロックを投入する場合は蓋を大きく開けないといけませんが、チョコレートを使用した後ケトルに戻す際は、大きな蓋を開けるには手間がかかるので、小さな蓋をつけました。ここは、液体状のチョコレートを戻し易くするためにホッパーの様な形状になっています。
 さらに210ミリの標準的なというか、道具屋さんで販売されているメッシュ(網目)を取り付けることができる様になっているので、お客様の工夫次第で、目の細かいメッシュを取り付けるとクッキーの粉なども取り除きながらチョコレートをケトルに戻すことができます。

インタビュワー;
工夫ですね。そういえば、操作ボタンがある場所が窪んでいるのは何かデザイン的な意味があるのでしょうか?

設計担当;
デザインっていうよりも、そうですね…例えばケトルを洗浄する際、タンクに水やお湯を入れて洗ったりしますよね?
その時、水が撥ねたり、流れたりすることもあると考えられます。操作パネル自体は防水というか、防滴になっているので、そこまで問題はないと考えられますが、100Kg級ケトルになると洗浄がより細かくなっていくと思うのでパネルを奥面に配置すると直接水がかかりにくくなると考えました。
 さらにへこみの前に蓋を取り付けることでより、防水効果が発揮されることを目指しました。

インタビュワー;
羽根がタンクの外側から回す様になっているのは珍しい気がするのですが、どうしてこの様なデザインにしたのでしょうか?

設計担当;
一般的にケトルはタンクの中心に軸があり、羽根がその周りについていて攪拌するデザインになっています。しかし、私たちはタンクの中心が空いているとよりチョコレートを投入し易くなったり、たくさん投入できる様になるのではないかと考えました。
 実際に130Kgケトルではチョコレート10Kgブロックを6枚も入れることができる様になりましたし。

インタビュワー;
いわゆる100Kg級ケトルとしては攪拌用のモーターが小さく見えるのですが、力的には大丈夫なのでしょうか?

設計担当;
そうですね、通常ケトルはとても大きなモーターが搭載されています。それはタンク中心の軸を回転させて軸と軸からタンク壁面近くまである羽根の重量、そしてその羽根が押すチョコレート100Kgケトルであれば100Kgを押さなければならないのでとても力が必要です。
しかし、羽根を外から回す場合、羽根の外側についている歯車で回しています。
そうした場合、押す重量は変わらなくても、一度に押す量は歯車一枚の力で済みますのでそこまで大きなモーターは必要なくなったのです。
 わかりにくいですが、例えば、自分を中心にして棒を両手で持って棒の先ではなく、棒の側面で20Kgの物体を押すのと20Kgの物体を直接手で押す違いと考えればわかりやすいかもしれません。直接手で押す方が断然楽ですよね?

インタビュワー;
何となくそんな感じがしますね。私には想像力がないので、何ともいえませんが…。(笑)
 そういえば、操作パネルにポンプというボタンがありますが、これは何のポンプなのですか?

設計担当;
これはジャケット(湯煎)にある水(湯)を動かすためのポンプです。
シャケット内の水を強制的に動かすことで温度を均一に保つ様にしています。
これもProシリーズの特徴として、より精密に温度を管理できるよう目指しました。

 実はこの実機はまだ試作機でして、若干操作パネルのデザインも変わります。
販売される実機ではポンプのボタンは廃止されます。

インタビュワー;
えっ、じゃぁポンプは廃止ですか?

設計担当;
違いますよ(笑)結局ポンプはずっと入れっぱなしになると考えられるので、わざわざON/OFFボタンは必要ないかと。だからずっとポンプは入りになる様になります。
それよりも、先ほどのチョコブロックタイマーボタンをここにつけることになります。

インタビュワー;
びっくりしました。先ほどまでの説明がなんだったのかと思わず思って(笑)
そうですよね、どうせ入れっぱなしならボタンを廃止してもっと有用な機能をつけた方がいいですよね。

設計担当;
この試作機と販売される実機では他に寸法的なものが若干変わります。本体の大きさ、主に高さが少し低くなる予定です。
というのも、実際に機械を作ってみると思いのほかチョコレートを投入するのがしんどく感じ、高さが高すぎるのではないかと。
販売される実機はもっと使い易く、さらにデザインがよくなりますので、楽しみにしてください。

インタビュワー;
より改良されるのですね。楽しみです。
長らくお時間ありがとうございました。より良い製品が出来上がることを心待ちにしています。

FOOMA JAPAN 2023 始まりました。

本日よりFOOMA JAPAN 2023が始まりました。

アゼット株式会社ブースもお客様のご来訪をお待ちしております。

卓上型チョコレートエンローバー「E120XSPs」
卓上型チョコレートエンローバー「E240」
卓上型チョコレートストリンガー「AES240」
新たに発売される「Pro」シリーズ ACK130Proを初出展
高機能野菜・果物カッターAnliker シリーズも出展
左AnlikerFiveStar、 右Anliker L