エンローバーE240ケーキ台テストの動画

卓上型チョコレート・エンローバーE240のケーキ台のテスト動画がアップされました。

たまたま使用したケーキ台は高さが低いものでしたので、後日高さのもう少しあるケーキ台を用意してテストしたいと思います。

E120XSP->E120XSPsアップグレードのご案内について

現在卓上型チョコレート・エンローバー「E120XSP」をご使用のユーザー様は「E120XSPs」へのアップグレード改造が可能です。
変更部はチョコレート円盤を回す主軸、コンベアのフレーム、本体への追加工等です。

アップグレード詳細につきましては改めてご案内のお手紙を送付致しますので、そちらをご参照下さい。
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E120XSPが販売されてから約2年が経過し、その間に弊社では様々な改良の取り組みを行い、その成果としてE120XSPsが開発されました。
E120シリーズをご使用の皆様が末永くご活用頂けるよう心より願っております。

卓上型チョコレート・エンローバーE120XSPs

卓上型チョコレート・エンローバー「E120」シリーズが新しくなりました。
「E120XSPs」が令和2年9月より販売開始となります。

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最大の特徴はチョコレートの排出とコンベア速度が非同期となり、それぞれ独立した操作が可能になりました。
つまり、コンベアの動作速度に関わらずチョコレートの排出量は設定した一定量を排出可能となりました。

また、コンベア上部から流し箱までの高さが従来の65ミリから70ミリへと変更され、さらに大きな製品をエンロービング可能となりました。
従来機種ではオプション製品となっていたトップヒーターとブロワーが標準で装備されます。

エンローバーが初めての方でも比較的導入しやすい価格設定を目指し、100万円(税別、送料別)という価格を実現しました。

別売りオプションにより紙送りコンベア(紙取コンベア)35万円(税別、送料別)もしくは卓上型クーリングトンネル(冷却装置2基搭載モデル)120万円(税別、送料別)~が用意されています。

紙送りコンベアは将来240ミリ巾のエンローバーE240をご購入の際もご使用頂けるようにE240/E120XSPsは共通の紙送りコンベアとなっています。

詳しくは製品情報ページをご覧ください。

卓上型チョコレート溶解ケトルLC版登場

卓上型チョコレート溶解ケトルACKシリーズに新しくLC版が登場しました。
LC版は2種類「ACK30LC」(30Kgモデル)と「ACK50LC」(50Kgモデル)です。
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※写真はACK50LCです。

現行型ACK30Mark2やACK50Mark2との違いは下記通りです。

現行型ACK-Mark2シリーズの特徴
・液晶コントロールパネルによるタッチ操作
・液面センサーが内蔵されており、ジャケット内の水が少なくなると警告表示を行い、ヒーターが切断され空焚きを防止します。
・ケトル上部の蓋を開けるとセンサーが感知し攪拌羽根の動作を自動的に停止します。
・手動での攪拌羽根の正・逆転が可能
・タイマーをセットすると自動的に攪拌羽根が正・逆転します。

LC版ACK-LCシリーズの特徴
・アナログ押しボタンによる攪拌羽根の動作
・アナログボリュームつまみによる攪拌羽根の動作速度設定
・アナログ押しボタンによる手動での攪拌羽根の正・逆転動作・ケトル上部の蓋を開けるとセンサーが感知し攪拌羽根の動作を自動停止します。

価格:
ACK30LC:50万円(税別・送料別)
ACK50LC:60万円(税別・送料別)

LC版発売の目的
現行型ACK-Mark2シリーズは卓上型チョコレート溶解ケトルのフラッグシップ機として登場しました。コストダウンを図りながら高機能を目指し、液晶コントローラーのタッチパネルにより様々な機能を実現しました。
LC版は過剰な機能を排して、機能を絞り込むことで必要に迫られた現場へ出来るだけ導入しやすい価格の実現を目指しました。

作りは現行型ACK-Mark2シリーズと同じですので、工具を必要としない簡単な機械の分解・組み立てはそのままです。
水量センサーが搭載されておりませんので、空焚きをする可能性があります。機械に電源を入れる前には必ずジャケット内に水が入っているか確認が必要です。

レンタル・サービス開始です。

新しくレンタル・サービスを開始致しました。
レンタル第一弾は卓上型50Kg容量のチョコレート溶解ケトルです。
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なぜ10Kgでも30Kgでもなく50Kg容量のケトルかというと、レンタルでは使用時間に限りがあります。少しでも効率よく機械を使用する場合、10Kgチョコレートブロックを割らずに投入できて一度に最大4つまで(40Kg分)投入できるからです。

このレンタルサービスでは1ヶ月単位でのレンタルが可能となっており、レンタル後そのまま本体代金から既に支払ったレンタル料を差し引いて購入する事も可能です。

これにより、実際に1ヶ月程使用してみて使えそうならそのまま購入、使わなければ返却する事が可能になりました。

一定の期間だけ忙しくなりケトルがあれば便利だなぁと感じ、でも忙しい期間を過ぎると使わないしスペースがもったいない場合に有効です。
また、購入を悩んだときに1ヶ月だけレンタルしてみて使えそうなら購入し、思ったほど使わないと思えば返却するといった使い方もできます。

新しい試みのこのレンタルサービスを一度試してみてはいかがでしょうか。

卓上型エンローバー ハーフコートテスト

前回お知らせしました卓上型エンローバーのハーフコート部品で実際に製品を流してみます。
試しに円柱のホワイトチョコレートを流してみました。
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今回ブロワーを使用しなかったのですが、ブロワーを使うとチョコレートがもっと広がります。
続いてクッキー2列です。
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次回はブロワーを使用してみたいと思います。
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列数や間隔を工夫すると使い方が広がりますね。

卓上型エンローバーE240ハーフコート用部品

卓上型チョコレート・エンローバー「E240」で半掛け用部品ができました。
この部品は標準付属です。

E120ではコンベア巾が狭いので流し箱の滝を作る部分を滝の出る方と出ない方の2分割で良かったのですが、E240はコンベア巾が広いので2列や3列といった場合があります。

そこで、穴をいくつか開けて、チョコレートが出る場所をユーザーが選択できるようにしました。
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写真のネジでチョコレートが出ない部分を決めます。
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早速試してみました。
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細い線のように見えますが、製品にチョコレートが掛かると横に広がりますので比較的上手くできます。
次回は製品を流してみます。

Super Micro E240

卓上型チョコレート・エンローバーE240の発売が少し遅れております。
お待ちいただいております方々には大変申し訳ございません。
発売前になり、ポンプの安定性をより強化する為、モーターを一回り大きなものへと変更になりました。
ようやくテストが開始されております。
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仕様を変更したのは、粘度の高いチョコレートでも安定して動作する事が大切だと考えたからでした。
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発売までもう少しです!
今しばらくお待ちください。

FOOMA製品紹介用の写真

展示会FOOMA(国際食品工業展)の書類準備は3月に締め切りになっていました。
申し込みもさることながら、書類準備も既に3か月以上前に終わっているということですね。
今回は製品の紹介欄に掲載する写真を用意していたようです。
カッター用とストリンガー用の2種はこちら;
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卓上型チョコレート・エンローバー取材ビデオ

先日、展示会(HCJ2018 ホテルレストランショー)中に弊社、早川が卓上型チョコレート・エンローバーの受けた取材のビデオがアップされました。


早速、本ブログにもアップさせていただきます。ご興味ある方は是非ご覧ください。

卓上型ストリンガーを専用として

今まで卓上型ストリンガーは卓上型エンローバーE120シリーズのオプションとして販売をしてきました。
しかし、多くの方が「ストリンガーはストリンガー専用機として使うし、エンローバーの機能は特に必要ないよ」と話し、将来エンローバーへ転用できるというコンベアユニットもストリンガー専用機としてみると割高な感じになってしまいました。

そこで現在、エンローバーの転用を考えないストリンガー専用機としてのボディを作ることになりました。エンローバーとしての拡張ポートやボタン類を廃止し比較的シンプルな構成にしてコストダウンを図ります。

大体下写真のようになります。

まだ余計なものが沢山付いていますが、とりあえずコントロールパネルはこんな状態です。
さらにエンローバーで使用していたオプションを取り付けるためのバーも外しています。
随分とコンパクトになりました。
何とか製品版を4月のFABEXまでには間に合わせたいですね。

BETEC ケトルとしてもイケる

BETEC社の80Kgタンクオ連続式ートテンパー機(エンローバー付き)に固まったチョコレートの塊を次々にほり込んでみました。
羽根がとても強く、ぐんぐんとかき混ぜて溶かしていきます。
これを見ていると80Kg級のタンクだとケトル替わりにもなるんではないかと思いました。

新型ケトル1号機 その3

さて、いよいよ1号機が完成したので空運転での連続テストを行います。
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展示会などのデモ用に作成した試作機ではモーターセンサー類と本体は2本の線接続されていましたが、ご覧の通り、1本の線で接続が可能です。
また、洗浄時などで水が本体背面へ多少こぼれても大丈夫なように水受けのレールが取り付けられています。

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操作画面はテスト時の数値などはなくなりすっきりとした画面となりました。

新型ケトル1号機 その2

「そもそも新型ケトルと旧型ケトルって何が違うんだ」と思う方もいらっしますので、違いを少しばかり。

・新型ケトルは幅、奥行きが少し大きく(約10センチずつ)なり設置面積が旧型よりも大きくなりました。しかしその分高さが低くなりました。
大きくしたのはチョコレートを投入する際に少しでも広くなると投入し易くなるからです。

・攪拌羽根及びフレームが樹脂製からステンレス製に変更されました。
ステンレス製にすることにより強度が増して、さらにフレームが薄くなることでケトル内部が広くなりよりチョコレートの投入がし易くなりました。

・予防安全装置が追加されました。(これが一番目玉かもしれません)
以前のモデルでは蓋を開けた状態でも攪拌羽根が回転しましたが、安全性の問題で手が巻き込まれないように蓋を開けると羽根の回転が止まるようになっています。
また、蓋を開けずともケトル内部の様子が判るようにポリカーボネート製の窓を搭載しました。

・予防安全装置に空焚き防止のセンサーが搭載されました。
以前のモデルからチョコレートの保温にはウォータージャケット(湯煎式)を採用していました。 「使用前に必ずジャケットに水を入れる・入っているか確認する」とデモンストレーションの時やインストラクションの時、マニュアルにも記載していますが、意外に危うく、お客様ではこれまでに2回程空焚きがありました。
かくゆう弊社でも1度空焚きをしてしまい、ヒーターをつぶしてしまいました。
そこで、万一水が入っていない時にスイッチを入れてもヒーターの電源が入らないようにしたほうがよい、安全だとして水を検知するセンサーを導入しました。
あくまで予防装置ですが、いわゆる「魔が差した」を防げるのではないかと考えています。

・タッチパネルが高解像度化し綺麗で見やすくなりました。

・羽根の取り外しが更に簡単になり、洗浄がとても楽に行えるようになりました。
また、以前のモデル同様にギア類を含めすべてワンタッチでバラバラにすることも可能です。

新型ケトル1号機 その1

新型ケトルの受注第1号機の製作が大詰めになってきました。

内部電気も繰り返しテストを終え、いよいよ組み付けていきます。
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液晶タッチコントローラーの動作も繰り返しテストをします。
色々な操作に問題がないか画面に数値で可視化してテストしています。
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連続操作テスト等をクリアすると今度は組付けを完成し、から運転での連続テストを行います。
から運転を経てからチョコレートを入れての連続テストを行い、洗浄後出荷となります。
今回初の1号機とあってかなり慎重にテストを繰り返しています。

ストリンガー・テストサンプル写真

展示会で発表するストリンガー、本日のテストも無事終了しました。
最終調整に入っています。
テストした時のサンプル写真です。

思いの外、いろいろな線が描けました。
設定できるものは単純で、振幅速度、振幅量、コンベアの移動速度、ノズルの高さ、チョコレートの排出量、排出口の大きさですが、結構奥が深いです。
以前に製作していたストリンガーは機械式(カム式)で動作していたので、振幅量は固定で、速度的にも自由がききにくかったのですが、今回電子化したので、速度設定も幅が広くて面白いと思います。
速度や振幅は数字で設定出来るのでテスト後、同じラインの再現性がより高くなって使いやすくなっています。
いよいよ最終調整段階です。楽しみにしていて下さい。