先週より出荷が始まっている新しい卓上型チョコレート・エンローバーですが、実はカタログにもWEBサイトにもまだ掲載されていない機能として、ボトミングがあります。
E120の時もできましたが、E240ももちろんボトミングは可能です。
E120と違いE240はチョコレートが流れる場所とチョコレートの溜まりを作る場所が違うので、一見、コンベアの両端しかボトミングができないイメージですが、コンベアの後ろにちゃんとチョコレートの溜まりと深さを設定できる場所があります。
ボトミングのサンプルはこちらです。
このボトミング機構も標準装備です。
カテゴリー: 新製品
いよいよ出荷がはじまりました。E240
いよいよ卓上型チョコレート・エンローバーSuperMicro E240の出荷が始まりました。
何とか出荷に間に合ったのが紙送りコンベア用のロールペーパーです。
専用となっているので取り付けがとても簡単です。
芯棒に入れてポイっと押すだけです。
社外品のロールペーパーを使えるジグも別売りで用意されていますが、純正品はやっぱり使い勝手がいいです。
コンパクトで済むのがいいですね。
いよいよ240ミリ巾エンローバー販売開始です。
長らくお待たせしておりました卓上型チョコレート・エンローバー「SuperMicro E240」の発売が3月1日に決定致しました。
それに伴い、キャンペーンが開始されます。
ご購入ご検討の方は是非キャンペーンをご活用ください。
卓上型エンローバーE240プロトタイプテスト動画
2019年最後の日ですが、折角ですので記念に卓上型チョコレート・エンローバーE240の試作機で行なったテストの動画を掲載しました。
今年は色々と変化も多く、年初めに「ケトル元年になりそう」書いていましたが、まさにそんな感じでケトルの出荷がとても沢山ありました。
240ミリ巾の卓上型チョコレート・エンローバーの販売が遅れてご予約いただきましたお客様皆様へは大変ご迷惑をおかけしておりますが、少しでも安全で使いやすい製品をご提供できるよう努力しております。
2020年、令和2年、早々に販売製品と同じ状態のテスト機が出来上がる予定ですので、是非弊社までテストにお越しいただけましたら幸いです。
まもなく新年を迎えようとしております。
令和2年、皆様にとり良いとしであるよう心より願っております。
どうか来年もアゼット株式会社をよろしくお願い致します。
卓上型エンローバーE240テスト03
色々と製品を流しテストしてみました。
冷凍庫に保管していた食材なので、ブロワーの効きは悪かったのですが、まぁテストの為のテストということでご了承願います。
既にチョコレートをかけた製品も流してみました。
比較的大きな製品でも十分通る高さがあります。
流した製品は紙送りコンベアでとりました。
実は本機種用の紙送りコンベアでは社外品のロールペーパーも使用できるようなオプションが用意されています。
ちなみに、このテストで使用しているロールペーパーは本機種専用品ではなく、社外品で紙巾220ミリのものでした。
卓上型エンローバーE240テスト02
前回の続きです。
早速コンベアを取り付けてみました。
チョコレートの滝はとても綺麗に動作しています。
実は今回、紙送りコンベアも装着しています。
卓上型エンローバーE240テスト01
先日から改良を続けている卓上型チョコレートエンローバーE240ですが、できるだけ少量のチョコレートでも使用できるようにタンク部のデザインが変更されました。
写真ではわかりにくいのですが、約7Kg程チョコレートを入れた状態です。
これまでタンク内の傾斜がほぼ無かったので、粘度の高いチョコレートを入れた場合、ポンプへチョコレートが入りにくいことが多く、最低10Kgのチョコレートをタンクに入れておかないとダメでした。
今回、タンク部デザインを変更したので6Kg前後のチョコレートでも上手くポンプが動作します。
今回テストに使用するチョコレートは少し粘度が高めのものです。
ヘラで混ぜると少し跡が残るような粘度です。
E240新しい流し箱でコンベアテストしました。
新しいE240用のステンレス製流し箱をセットして、コンベアを本体へ載せてテストしてみました。
とても綺麗な状態で、この辺はほぼ完成といったところでしょうか。
販売まであと一息です。
もう少しの間、販売までお待ち頂きますようお願い致します。
長らくお待ちいただいておりますお客様へこの場をかりて感謝を致します。
いよいよ製品版流し箱テストです。
卓上型チョコレート・エンローバー「Super Micro E240」の製品版流し箱が上がってきました。早速、テストを行います。
滝もワイドに広がる様になっています。
なかなか爽快な滝です。
ちなみにチョコレートは比較的粘度が低い状態です。
近々粘度が高い状態でのテストも行いたいと思います。
SuperMicroE240ポンプ・テスト
今回は少し変わった材料でのポンプテストを行いました。
詳しい成分は言えないのですが、ゼリー的なものです。
テストに来られた方のリクエストで、より綺麗な滝を作れるようにします。
いよいよ試作段階ではなく、製品版の流し箱が出来上がりそうで楽しみです。
サンプルを流してみました(動画)Super Micro E240
先日のサンプルを流した動画です。
コンベアのテストでしたのでブロワー等は取り付けていません。
動画をご覧頂ければわかるのですが、便利なポイントはコンベアとチョコレートの滝は分駆動しています。
サンプルを流してみました。Super Micro E240
Super Micro E240チョコレートを入れての動作テスト動画
卓上型チョコレート・エンローバー「Super Micro E240」の試作機でチョコレートを入れての動作テストの動画です。
SuperMicro E240 チョコレートテスト1
いよいよチョコレートの滝を作ってコンベアを動かすテストを行いました。
なかなか綺麗な滝になっています。
ボトミングは深さを調節できるようになっています。
動作ビデオは後に公開します。
SuperMicroE240ポンプテスト動画
卓上型チョコレート・エンローバー「E240」のポンプ動作の様子を動画でご覧ください。
チョコレートの粘度が少し高めなのが判ると思います。
Super Micro E240
ストリンガーでフォンダンができる!?
最近いよいよストリンガーの本格的な販売が開始されたのですが、フォンダンで線描きを行いたいというご要望が大変多く、色々と試行錯誤しましたがついに日の目を見る事が出来そうです。
今回、少し少なめのフォンダンです。タンクの3分の1位の量です。
ポンプを回転させると
見事にノズルから出ました。
早速、コンベアを取付けて、サンプルを流してみます。
比較的綺麗に線描きができたと思います。
最終日 ストリンガーAES240
いよいよ食品開発展 最終日となりました。
今日も最後までよろしくお願いいたします。
ストリンガーも沢山サンプル、デモンストレーションします。
ストリンガーAES240
今日はエンローバーでチョコレートをかけた製品に線描きを行なっています。
暗めの色のチョコレートに白いチョコレートでの線描きはとても鮮やかですね。
卓上型ストリンガー動画です。
展示会「食品開発展2019」にて卓上型チョコレートストリンガーAES240のデモンストレーションをしている動画です。チョコレートポンプを最初に回すところ、チョコレートがホースを伝っていく様子も写っています。
卓上型チョコレートストリンガー・サンプル
卓上型チョコレートストリンガー
AES240ストリンガーテスト
新しいノズルができたので、早速製品へテストしてみました。
太い線、中ぐらい、細い線等色々としました。
太い線です。かなり迫力があります。
中ぐらいの線と細い線です。安定しています。
細い線です。ちょっと細すぎかもしれませんね。
チョコレートストリンガーAES240テスト
現在、卓上型チョコレートストリンガーAES240の色々なテストを行っています。
展示会中にノズルをもっと太くできないか? チョコレート以外の材料でも使えないか?等様々なご質問があり、一つずつテストしていくことにしています。
第一弾はノズルを太くするものです。
可能性として、現在内径15ミリのホースでチョコレートを排出するテストをしてみました。
それと同時にホワイトチョコレート(クリーム色)でのテストも行ってみました。
この、ホワイトチョコレートは融点が高いものの様で40度ではなかなか溶けない感じで55度位でようやく溶け始める感じでした。
ストリンガーへ入れてみるとホースを太くしているにも関わらずなかなか排出されません。
写真を見ての通り、ボトッ、ボトッという感じです。
とても固いです。
しばらくしてから、今度は約1.5Kg程度スイートチョコレートを混ぜてみました。
すると、驚くことに滑らかにスムーズにチョコレートが排出されました。
今回のテストで判るようにチョコレートと一概にいっても様々な種類がありますので必ず事前テストは必要ですね。
ホース内径15ミリは少し太すぎたので次回は内径10ミリにてテストしてみます。
Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(7)
新しく発表された卓上型チョコレート・エンローバーE240について投稿してきました。
現在まだ試作機である為、細かい変更、改良が加えられる予定です。
写真はE240コントロールパネル部
既に長時間連続稼働、耐久、その他含めテストしていますが、既にポンプ部等改良の予定となっています。見た目にあまり変化が見えない地味な部分ではありますが、それに伴い、コントロールパネル部周辺のデザインも変わる予定です。
弊社が最大限注意をはらっている部分は安定性です。業務で使用される想定の機械ですので過酷な使用状況にも耐えうる製品でなければならないと考えていますのでテストにテストを重ねています。
製品版までもう少し時間が掛かりますが、今しばらく楽しみにお待ちください。
きっと皆さまが満足できる素晴らしい製品になると考えています。
Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(6)
「コンベア巾が2倍の240ミリになったといわれても実際どれくらい差があるのかわかりにくい」という声にお応えしてみます。
下写真左が120ミリ巾のコンベアで右が240ミリ巾のコンベアです。
単純に2倍ですが、例えば60ミリのクッキーを流したとすると
120ミリ巾では、60ミリx2枚=120ミリで2列流せそうですが、クッキー同士がぶつかると上手くチョコレートを掛けられないので、一度に1枚、1列ずつ流すことになります。
240ミリ巾では、60ミリx4枚=240ミリで4列流せそうですが、これもクッキー同士ぶつかることを避けるため離しますが、60ミリx3枚=180ミリで一度に3枚、3列ずつ流すことができるようになります。
ですので、60ミリのクッキーを流すのであれば3倍の能力が発揮されることになります。
コンベアの寸法は2倍ですが、生産能力は3倍になったということになります。
Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(5)
コンベアの巾が120ミリから240ミリへ変わった事からブロワー等も影響があります。
E120XSPで使っていたブロワーはダブルファンにより強力で風量が多い、それでいてコンパクトなものでした。
しかし240ミリ巾で同じものを使うと風量が足りなくなってしまいますので、今度はダブルファンを2基直列に搭載しました。単純に2倍の能力となります。
とてもコンパクトです。
ブロワーの上下機構もE120XSPで好評だったものを使用しています。
FOOMA JAPAMN2019 4日目 チョコレート
Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(4)
今回発表された卓上型チョコレート・エンローバーE240でE120XSPから新たに追加された改良点で特徴があるのはボトマー機構です。
チョコレートを全掛けしたり、底掛けしたときにチョコレートを沢山溜めていてもどうして上手く掛からない個所があったりすることがあります。
何とかそれを解消できないか考えており、それが今回開発の重要ポイントの一つでもありました。
そこで、コンベアが動作するとボトマーロールというローラーが一緒に回転し、コンベア内側の下方で溜めたチョコレートをかき上げて商品の底面へ”塗る”動作を行うものを追加しました。
もちろん従来からあるチョコレートの滝の下にあるチョコレートの為も付いています。
写真では見えにくいのですが、丸い白いローラーの下にチョコレートの溜めがあります。
底にチョコレートをつけたくない時はチョコレートの溜めを外すことができます。
地味なのですが少しでも確実にチョコレートをつけれるよう努力しています。
チョコレートの質、粘度、種類により100%ではないかもしれませんが、少しでも確実性を求めました。
Super Micro E240 卓上型チョコレートエンローバー(3)
展示会「FOOMA JAPAN2019」で新しく発表された卓上型チョコレート・エンローバーE240について3回目の投稿です。
1回目はE120XSPとE240の寸法などの比較をしました。
2回目はチョコレートタンクの形状、チョコレートの汲み上げ方式について投稿しました。
今回はE240の特徴ともいえるコンポジットフレームについてです。
E240の開発にあたり、とても重要視したのは”手軽さ”でした。
コンベア巾が180ミリ以上ある既存のエンローバーはとてもがっちりして堅牢ですが、その分とても重く、機械洗浄時ネットコンベアを本体から外す時等とてもめんどくさくなって嫌になってしまいます。
そこで出来るだけ軽くそして頑丈なコンベアを目指しました。
ステンレスは丈夫ですが、とても重いです。
樹脂は軽いのですが、ステンレス程の堅牢さに不安があります。
2ミリ厚のステンレス板はとても丈夫ですので、それぞれ素材の良さを活かし2ミリのステンレスで骨格を作り10ミリ厚の樹脂でフレームを作り、組み合わせる事で軽さと強さを実現しました。
写真は2ミリのステンレスを10ミリの樹脂に組み込んだコンポジットフレームです。
下写真はフレームの強度テストをしていた時の写真です。※製品のものとは少し形状が異なります。
実はこのコンポジットフレームは既にE120XSP用の紙送りコンベアで使用していました。
紙送りコンベアはあまり力が掛からない為、ステンレスではなく5ミリのアルミニウム骨格と10ミリの樹脂フレームでの組み合わせでした。
過去のブログに掲載していたかもしれませんが、最初は紙送りコンベアのボディは全てアルミニウムで構成されていました。その後、力がかかる部分のみをアルミニウムとしてフレームは樹脂へと変更されました。
しかし、樹脂のみのフレームではやはり強度に不安があった為、ボディの樹脂フレームにアルミニウムで構成した骨格を組み込むようになりました。
意外とこのコンポジットフレームの考え方は昔から実践していました。