ボトミングの続きです。
次は板状の比較的薄いクッキーでボトミングをしてみます。
なんか上手くいってそうですね。
裏面もこの通り! 綺麗にボトミングできています。
ついでに両面掛けもやっちゃいます。
ワオ。 驚くほどきれいにできてますね。
どうでしょうか? オートテンパリング機能付のエンローバー。とても便利です。
次回はオプションで取り付ける充填機機能についてご紹介致します。
先月位に本ブログにて日本総代理店になったとお知らせ致しましたチョコレートの本場ベルギー製エンローバーのBETEC社へ行ってきました。
しっかりとアフターサポートができるように色々と教わってきました。
今回、色々と驚きが沢山ありました。
BETEC社では部品を内作している事が多く、一般的に購入部品で済ませそうなスパイラルポンプの軸も内作していました。
大きなNC工作機械でサクサクと加工しておりびっくりしました。
通常、この軸は溶接で作られることが多いのですが、正確に作る為に削り出しで加工しています。この辺りはなんだか心強いですね。
部品の一つ一つは丁寧に加工、組み上げが行われていました。
次回はエンローバーの組み立てなどをご紹介致します。
いよいよ今年も終盤に近付いてきました。毎年恒例の年末にかけて出荷が増えていきます。
新型ケトルも次々と出荷分が完成して毎日テストの日々となります。
さて、いよいよ1号機が完成したので空運転での連続テストを行います。
展示会などのデモ用に作成した試作機ではモーターセンサー類と本体は2本の線接続されていましたが、ご覧の通り、1本の線で接続が可能です。
また、洗浄時などで水が本体背面へ多少こぼれても大丈夫なように水受けのレールが取り付けられています。
操作画面はテスト時の数値などはなくなりすっきりとした画面となりました。
「そもそも新型ケトルと旧型ケトルって何が違うんだ」と思う方もいらっしますので、違いを少しばかり。
・新型ケトルは幅、奥行きが少し大きく(約10センチずつ)なり設置面積が旧型よりも大きくなりました。しかしその分高さが低くなりました。
大きくしたのはチョコレートを投入する際に少しでも広くなると投入し易くなるからです。
・攪拌羽根及びフレームが樹脂製からステンレス製に変更されました。
ステンレス製にすることにより強度が増して、さらにフレームが薄くなることでケトル内部が広くなりよりチョコレートの投入がし易くなりました。
・予防安全装置が追加されました。(これが一番目玉かもしれません)
以前のモデルでは蓋を開けた状態でも攪拌羽根が回転しましたが、安全性の問題で手が巻き込まれないように蓋を開けると羽根の回転が止まるようになっています。
また、蓋を開けずともケトル内部の様子が判るようにポリカーボネート製の窓を搭載しました。
・予防安全装置に空焚き防止のセンサーが搭載されました。
以前のモデルからチョコレートの保温にはウォータージャケット(湯煎式)を採用していました。 「使用前に必ずジャケットに水を入れる・入っているか確認する」とデモンストレーションの時やインストラクションの時、マニュアルにも記載していますが、意外に危うく、お客様ではこれまでに2回程空焚きがありました。
かくゆう弊社でも1度空焚きをしてしまい、ヒーターをつぶしてしまいました。
そこで、万一水が入っていない時にスイッチを入れてもヒーターの電源が入らないようにしたほうがよい、安全だとして水を検知するセンサーを導入しました。
あくまで予防装置ですが、いわゆる「魔が差した」を防げるのではないかと考えています。
・タッチパネルが高解像度化し綺麗で見やすくなりました。
・羽根の取り外しが更に簡単になり、洗浄がとても楽に行えるようになりました。
また、以前のモデル同様にギア類を含めすべてワンタッチでバラバラにすることも可能です。
・
比較的人気が高い小容量の10Kg溶解ケトルの新モデルが展示会に向けて完成しました。
機能的(予防安全装置等)には先の30Kgケトルと同じですが、とてもコンパクトな仕上がりで愛嬌があります。
ケトル内が見える新設された窓の形が30Kgモデルは丸形に対し10Kgモデルは四角くなっています。蓋の面積が小さいので少しでも広く中が見えるようになっています。
もちろん、蓋を開けると羽根は即座に停止します。
以前の同モデルと比べ、羽根がステンレス製に変わり強力になっている他、実は30Kgモデルの紹介では書いていなかったのですが、羽根の回転機構に変化があります。
羽根がスムーズに回転できるように大型ギア部の下に回転リングが取り付けられており、より安定性が増しています。その分機械の面積が広くなっていますが、高さが低くなりました。
やせ型背高だった形が、小太り背低になりました。
是非展示会にお越し頂き、この新しくなった10Kgチョコレート溶解ケトルの実機をご覧いただけると幸いです。
卓上型エンローバーにクーリングトンネルを取り付けると便利なのですが、スペースの制約から紙送りコンベアをご使用の方も沢山いらっしゃいます。
これまで500㎜の長さを標準としていましたが、ご要望が多い少し長めの約800㎜長さのものを製品化しました。
シュッとスリムな印象を受けます。
500㎜のものと比較してみました。
この長さが絶妙に使い易く感じました。
こちらも今後展示会で活躍しますよ。
大きなマイナーチェンジが施されたチョコレート溶解ケトルへさっそくチョコレートをブロックで入れてみたいと思います。今回は30リッターのモデルでテストしています。
1ブロック目(5Kgブロック)
続いて2ブロック目(5Kgブロック)
写真でお分かりになると思いますが、幅はOKですが、高さが少し低いため、ブロックの突き出た部分を割る必要はあります。
30リッターに対して10Kgのチョコレートなのでまだまだ空間があり、まだまだ入りますが、なにぶんチョコレートを沢山在庫していないので放り込むのは10Kgにさせてもらいました。
今回はマイナーチェンジされたチョコレート溶解ケトルの機能について掲載します。
これまで卓上型チョコレート溶解ケトルは「小さい」「リーズナブル」「本格的な湯煎式保温」を売りにしていました。今後はこれに「安全」「安心」を加えての進化が望まれます。
新しく追加された機能
◎温水ジャケットに一定以上の水が入っていないとコントロールパネルに警告ランプが点灯してジャケット内のヒーターが無効になります。
これにより空焚きを防止し、より安全に機械を運用できるようになります。
◎攪拌動作中にケトルの蓋を開けるとコントロールパネルに警告ランプが点灯し、即座に攪拌羽根が止まるようになります。
操作をせずとも蓋を閉めると攪拌が再開されます。(攪拌動作中だった場合)
これにより攪拌羽根の回転に手が巻き込まれるなどの事故を予防してより安全に機械を運用できるようになります。
コントロールパネルです。
蓋を開けた時の警告ランプの様子。
写真では文字がわかりにくいですが、「カバー警告」に赤いランプが点灯しています。
なんとなくお気づきの方もいらっしゃると思いますが、かな漢字まじりの日本語表記です。
以前のモデルではボタン名はありませんでした。
より使いやすく進化しています。
アップデートした既存機能
ワンタッチでの羽根の取り外しはこれまで同様ですが、違いは部品が1つ減り本当に1アクションで羽根が取り外せるようになりました。
また、地味ですが、回転レールを搭載したことにより、よりスムーズに羽根が回転します。
次回は実際にチョコレートをブロックで入れてみたいと思います。
いよいよマイナーチェンジの時期がきました。
今回は30リッター卓上型チョコレート溶解ケトルのマイナーチェンジです。
とりあえず写真です。
これまでのモデルと比べてフットプリント面積は少し大きくなり、高さが低くなりました。
ブロックのチョコレートが入る大きさになりました。
羽根も樹脂製からステンレス製へと変更され、より耐久力が上がりました。
ステンレスに変更された事により、羽根が薄くなったのも大きな変化です。
蓋には窓が設置されて、動作中にケトル内の様子が見えるようになっています。
コントロールパネルがグンと綺麗で見やすくなり、様々な機能が追加されています。
今回は取り急ぎ写真を掲載しました。
次回は新しくなった機能を予定しています。
いよいよテストです。
まず、タンクに約1.6Kgのチョコレートを入れてテストです。
ノズルの高さを調節して、チョコレートのポンプによる排出量の調節をします。
今回はポンプ速度を約50%位でチョコレートを排出しました。
Maxにすると線がとても太くなり、模様が綺麗に出ませんでした。
タンクに入れた約1.6Kgのチョコレートがなくなるまでにかかった時間は約1時間ほどでした。
タンクへ満タンチョコレートを入れた場合、約2時間30分ほど使用できると考えられます。
ポンプの排出量によりますが、排出量を減らすともっと時間が持つかもしれませんね。
卓上型ストリンガーのミニスパイラルポンプのモーターについてです。
今回搭載されているモーターは比較的どこでも手に入るDCモーターです。
万一モーターが故障した場合でも簡単に取り換えることができる工夫をしています。
モーターは4つのネジで固定されており、線は2芯+とーが出ています。
線は簡単にワンタッチで外せるので、線を外し、このモーターを固定プレートから外せばすぐに他のモーターに取り換えられます。
少し知識がある方ならもっと強力なモーターに変更したりもできるかもしれませんね。
今回はチョコレート排出補助のスパイラルポンプについてです。
製品版に搭載された小型のミニスパイラルポンプは重要な役割を果たします。
初期はタンクが上部についておりチョコレートが自然に落ちるのだからポンプ装置なんかは必要ないと考えていました。
しかし実際にテストを行うとチョコレートは粘度がある為か、スムーズに流れてくれず、さらにストリンガーの先端が左右に動作するため、ホースが上にあがったりする場面もあり、安定してチョコレートが流れませんでした。
プロトタイプモデルの時にミニスパイラルポンプを搭載するとうまく動作したので、こちらは引き継ぐことになりました。
ただ、プロトタイプの時はかなり小さなモーターで動作させていただのですが、最高速で動作させる必要があったこともあり、今回は少し大きめのモーターを搭載することになりました。
ポンプのスパイラル部も直径が比較的大きな45ミリのものや段数を増やしたもの等数種類作成・試した結果今回のミニスパイラルが決定しました。
さて、今回は前回の続きということで早速、卓上型ストリンガーの細かな部分を見ていきたいと思います。
コントロールパネルの違い
細かいですがコントロールパネルの液晶の向きが操作する人と並行に設置され操作しやすくなりました。
それと、手元電源スイッチが設置されています。この手元電源スイッチがない場合、本体の緊急停止ボタンを押すか、本体につながっているコネクタを抜くかしか電源を切る方法がありませんでしたので結構便利だと考えています。
より大きな通気口を設けたりもしています。
ついに卓上型ストリンガーが発売となりました。
そこでプロトタイプのストリンガーとの違い等を見てみたいと思います。
まず、2017年6月の展示会の時点の写真です。
続いて今回発売されました製品版のストリンガー写真です。
違いはタンクがストリンガー本体と一体構造になり、タンク容量も増えました。
なにより、配線がシンプルになり、本体へ線一本で接続すれば動作が可能になった事が大きいと思います。
タンクも保温がしっかりと行えるようになっており、安定したチョコレート供給が可能になったと考えています。
次回は細かな部分を見ていきたいと思います。
製品版ストリンガー発売に向けてのテストが行われています。
まずは製品版のストリンガー写真を少し。
展示会でお話ししておりました通り、線1本を本体に接続すると動作します。
今回はポンプの連続動作テストです。
チョコレートタンクには約3.5Kg程チョコレートが入ります。もちろんチョコレートタンクは保温されています。
改良されたポイントとしてはタンクとストリンガーが一体型になった事の他、メンテナンス性がよくなりました。
写真をご覧いただくとわかるのですが、掃除するときに、ポンプ用モーターの線が邪魔です。これをワンタッチで取り外す機構が採用されました。
これにより万一モーターに寿命が来たり壊れたりしてもご自身で簡単に交換ができるようになっています。
展示会のテストモデルから改良したポイントはまだまだありますが、続きは次回にて。
AWEMA社へ出荷前の確認に行った時の写真です。
新しくなった旧MINI-101が現行機種と同じく操作画面がGUIそしてタッチパネルとなった新UDM-101です。
殆ど旧機種と変わらないものの、絵で様々な値を設定できるのでとても使いやすく、分かり易くなっています。
最後にスイスの風景です。
とても綺麗で、特にチューリッヒを一望できる場所も最高でした。
AWEMAの製品情報はここです。
遅くなりましたが、インターパックでのAWEMAブースのビデオを掲載します。
FOOMA2017にて沢山のご来訪頂きましたらありがとうございました。
ストリンガー発売に向けて更なるブラッシュアップしますのでよろしくお願いします。
先日行った卓上型チョコレートストリンガーのテストの時撮影した動画が展示会前に公開されました。