続いて卓上型エンローバーE-120Mark2でノーテンパーミルクその2です。
写真では判りにくいのですが、形が少し違います。
底面も綺麗についていると思います。
次回はテンパーチョコレートのスイートでテストします。
納期についてのお知らせです。
卓上型エンローバーのトップヒーターオプションにしようされている遠赤外線ヒーターが在庫切れとなりました。
100Vで動作する遠赤外線ヒーターは現在日本で流通がなく、カスタムメイドで製造してもらっています。
いちからの製造になる為、納期が約3~4ヶ月程かかる事から本オプション納期が約3~4ヶ月必要になります。
現在トップヒーターオプションの在庫は最後の1つとなりましたので、なくなり次第、3~4ヶ月待ちとなりますのでご了承お願いしております。
尚、トップヒーターオプション以外につきましては通常通り、納期約1ヶ月もしくは在庫がある場合は3営業日にて出荷が可能となっております。
ご理解の程よろしくお願い致します。
いよいよ出荷前に行っているチョコレートを入れての3日間連続稼働テストです。
今回はいつもと違い逆向き仕上げなので心配です。
とても上手く動作しています。
まだ、方向に違和感を感じますが、綺麗な滝になっています。
よくよく見ると分かるのですが、実は滝を作る流し箱も背が高くなっています。
多少の大きなものも流せるようになっていますね。
ボトムプレートを外してもテストしています。
今回はいつもとは少し違う卓上型エンローバー「E-120 Mark2」です。
違いが判るでしょうか?
パッと見た感じ分からないですよね。
通常、コンベアが左から右に移動するのですが、この機種は右から左に流れる逆バージョンなのです。
「部屋の都合でどうしても逆にしたい」とのご要望に合わせて作りました。
ブロワー当りが少し違和感があります。
というか、これまでの左から右に流れるのに慣れすぎていて、とても違和感があります。
しかし、使い勝手はこれまで同様で同じシステムですが、コンベアの反転デザインやそれに伴う部品取り付けの反転が違うだけです。
この写真だけ見れば、それ程違和感がないですね。
いよいよ新しいブロワーの開発を始めます。
と、いうのもブロワーの「風量をもっと増やしたい」「風量の増減をしたい」というご要望が強く、私もまた必要だと感じていました。
小型化する事が必要なのと、それでいて風量が増すことが最重要項目です。
とりあえず、風量が現在よりも約1.5倍程度増えて、なりが小さいものを見つけました。
とりあえず電源を入れてみるとすごい風を感じます。
風量的にはOKだと踏みましたので、ケガしないようにとりあえず安全ガードと風の出口を防ぐノズルを作ってみます。
安全ガードはPOMで削り出しで作りました。
どうでしょうか?なかなか小型ですね。
分かりにくいかもしれませんが、右写真のモーター右側にちょろっと写っているのはPC用のキーボードです。いかに小さいかって感じですね。
次はノズルを作ってみたいと思います。
卓上型エンローバーE-120Mark2用の背の高い流し箱が完成しましたので、早速テストをしてみました。
販売初期のころは背の高い流し箱も販売していたのですが、段々と需要が少なくなり、最近はゲート高55㎜のもののみでした。
久々にゲート高が高いものが必要とのリクエストを受けて、早速背の高い流し箱を作成に至りました。
上手く滝にはなっていますが、やはりゲート高が上がると風の影響を受けやすくなったり、少し薄めの滝になったりと不利です。
ゲートの高さは約65㎜でノーマル版よりも10㎜も高くなっています。
ゲートの高さを調節できるタイプのものは現在開発中ですので、完成次第お知らせします。
展示会中にトリュフボール風のチョコレートへ線描きをしてみました。
カットされたイチゴへも線描きをしてみました。
展示会場でタイミング的にストリンガーの実際の動作デモをお見せできなかった方へ動画をアップしましたので、是非ご覧いただけると幸いです。
明日からFABEX 2018です。
今日は機械設営を行い、チョコレートの用意もしていました。
ブロック状のチョコレートを入れて溶かしています。
沢山ご来訪あれば嬉しいです。
さて、いよいよ最終段階です。
今度は白アルマイトを行います。
軽く電解研磨をしてから、アルマイトします。
完成です。
写真では光の加減で分かりにくいのですが、アルマイト前は輝く銀色でしたがアルマイトされると少しクリーム色に変わります。
この文字は削らない限り消えることはないでしょう。
思いの外上手く行きました。
通常は文字を彫ってからそこに色を付けたりするのですが、この場合は塗っているのではないので削らない限り文字色が消えることがありません。
また、文字意外の場所は一度アルマイト剥離処理で少し溶かされているので段差ができ、文字が他に比べて少し高くなっているのが特徴です。
手間はかかり、失敗すると結構痛いのですが、消えない文字は魅力的です。
黒アルマイトを行って、その後レーザー彫刻をするパターンも考えたのですが、何度か試してみて、位置合わせが結構大変で失敗した時のしんどさはアルマイト文字と近いものがあります。
オリジナル・チョコレートケトルシリーズでは一部にレーザーによる文字入れをしています。
小さい文字もとても綺麗で視認性に優れていますが、今回のような比較的大きなものへ文字入れをするのは大変な部分が大きいです。
色々とインターネット等調べましたが、アルミへの文字付け等で私の心にヒットするものがなく、色々と考えて今回の方法を考えました。
アルマイト等行っていて文字付け等で苦労している方は一度この方法を試してみてはいかがでしょうか。
以前よりご要望が多かったコントロールパネルの改良を行いました。
ご要望の内容としてはコントロールパネルの文字が掃除の時に消えてしまう。というものでした。
初期はボタンの説明文字列を彫っていたのですが、小さい文字で日本語を彫るのは結構難しいので、色々と変化していきました。
樹脂とポリカーボネート、アルミ板を組み合わせた事もありますが、この場合、チョコレートが何かの表示にポリカーボネートとアルミ板の間に入ってしまい掃除ができなくなることもありました。
コーティング剤を塗布してみたりもありましたが、根本的な解決には至らずなかなか難しい処がありました。
今回の改良点は以下です。
1)コントロールパネルの形そのものを変更して、チョコレートが触れないようにしてしまう。
2)文字列をボタンの上へ配置し、文字列にチョコレートが触れないようにする。
3)文字そのものが印字やマーキングではなく、拭こうが濡らそうが乾かそうが、そものも根本的に消えないものにする。
1)は比較的すぐに改良できました。
2)は文字列等の配置に気を付けて何とか改良できそうでした。
3)がとても難しく、小さい漢字交じり文字で彫刻が不可能なので困りましたが、新しい方法を考えましたので、今回はその実践の様子をお伝えします。
まず、新しい形のコントロールパネルを切削しました。
写真は切削した直後の状態のパネルです。
写真はネジをきっているところです。実はNCではなく手作業です。
この後バリ取り、角取り、簡単な研磨などを行います。
写真は上記処理後ブラスト処理を行った状態です。
切削された直後の状態とはかなり変わっています。
端をもっても指が切れたりケガしたりしません。
次はアルマイト処理です。
展示会FOOMA(国際食品工業展)の書類準備は3月に締め切りになっていました。
申し込みもさることながら、書類準備も既に3か月以上前に終わっているということですね。
今回は製品の紹介欄に掲載する写真を用意していたようです。
カッター用とストリンガー用の2種はこちら;
これまで自社製品のポスターがありませんでしたが、やっとこさ自社製品用ポスターが作られることになりました。海外展示会も視野にMade In Japanを入れてのデザインですね。
なんとなく和を感じる仕上げを心掛けているとか。
どうでしょうか。
今まで卓上型ストリンガーは卓上型エンローバーE120シリーズのオプションとして販売をしてきました。
しかし、多くの方が「ストリンガーはストリンガー専用機として使うし、エンローバーの機能は特に必要ないよ」と話し、将来エンローバーへ転用できるというコンベアユニットもストリンガー専用機としてみると割高な感じになってしまいました。
そこで現在、エンローバーの転用を考えないストリンガー専用機としてのボディを作ることになりました。エンローバーとしての拡張ポートやボタン類を廃止し比較的シンプルな構成にしてコストダウンを図ります。
大体下写真のようになります。
まだ余計なものが沢山付いていますが、とりあえずコントロールパネルはこんな状態です。
さらにエンローバーで使用していたオプションを取り付けるためのバーも外しています。
随分とコンパクトになりました。
何とか製品版を4月のFABEXまでには間に合わせたいですね。