先日、展示会(HCJ2018 ホテルレストランショー)中に弊社、早川が卓上型チョコレート・エンローバーの受けた取材のビデオがアップされました。
早速、本ブログにもアップさせていただきます。ご興味ある方は是非ご覧ください。
今まで卓上型ストリンガーは卓上型エンローバーE120シリーズのオプションとして販売をしてきました。
しかし、多くの方が「ストリンガーはストリンガー専用機として使うし、エンローバーの機能は特に必要ないよ」と話し、将来エンローバーへ転用できるというコンベアユニットもストリンガー専用機としてみると割高な感じになってしまいました。
そこで現在、エンローバーの転用を考えないストリンガー専用機としてのボディを作ることになりました。エンローバーとしての拡張ポートやボタン類を廃止し比較的シンプルな構成にしてコストダウンを図ります。
大体下写真のようになります。
まだ余計なものが沢山付いていますが、とりあえずコントロールパネルはこんな状態です。
さらにエンローバーで使用していたオプションを取り付けるためのバーも外しています。
随分とコンパクトになりました。
何とか製品版を4月のFABEXまでには間に合わせたいですね。
さて、いよいよ1号機が完成したので空運転での連続テストを行います。

展示会などのデモ用に作成した試作機ではモーターセンサー類と本体は2本の線接続されていましたが、ご覧の通り、1本の線で接続が可能です。
また、洗浄時などで水が本体背面へ多少こぼれても大丈夫なように水受けのレールが取り付けられています。

操作画面はテスト時の数値などはなくなりすっきりとした画面となりました。
「そもそも新型ケトルと旧型ケトルって何が違うんだ」と思う方もいらっしますので、違いを少しばかり。
・新型ケトルは幅、奥行きが少し大きく(約10センチずつ)なり設置面積が旧型よりも大きくなりました。しかしその分高さが低くなりました。
大きくしたのはチョコレートを投入する際に少しでも広くなると投入し易くなるからです。
・攪拌羽根及びフレームが樹脂製からステンレス製に変更されました。
ステンレス製にすることにより強度が増して、さらにフレームが薄くなることでケトル内部が広くなりよりチョコレートの投入がし易くなりました。
・予防安全装置が追加されました。(これが一番目玉かもしれません)
以前のモデルでは蓋を開けた状態でも攪拌羽根が回転しましたが、安全性の問題で手が巻き込まれないように蓋を開けると羽根の回転が止まるようになっています。
また、蓋を開けずともケトル内部の様子が判るようにポリカーボネート製の窓を搭載しました。
・予防安全装置に空焚き防止のセンサーが搭載されました。
以前のモデルからチョコレートの保温にはウォータージャケット(湯煎式)を採用していました。 「使用前に必ずジャケットに水を入れる・入っているか確認する」とデモンストレーションの時やインストラクションの時、マニュアルにも記載していますが、意外に危うく、お客様ではこれまでに2回程空焚きがありました。
かくゆう弊社でも1度空焚きをしてしまい、ヒーターをつぶしてしまいました。
そこで、万一水が入っていない時にスイッチを入れてもヒーターの電源が入らないようにしたほうがよい、安全だとして水を検知するセンサーを導入しました。
あくまで予防装置ですが、いわゆる「魔が差した」を防げるのではないかと考えています。
・タッチパネルが高解像度化し綺麗で見やすくなりました。
・羽根の取り外しが更に簡単になり、洗浄がとても楽に行えるようになりました。
また、以前のモデル同様にギア類を含めすべてワンタッチでバラバラにすることも可能です。
・
展示会で発表するストリンガー、本日のテストも無事終了しました。
最終調整に入っています。
テストした時のサンプル写真です。
思いの外、いろいろな線が描けました。
設定できるものは単純で、振幅速度、振幅量、コンベアの移動速度、ノズルの高さ、チョコレートの排出量、排出口の大きさですが、結構奥が深いです。
以前に製作していたストリンガーは機械式(カム式)で動作していたので、振幅量は固定で、速度的にも自由がききにくかったのですが、今回電子化したので、速度設定も幅が広くて面白いと思います。
速度や振幅は数字で設定出来るのでテスト後、同じラインの再現性がより高くなって使いやすくなっています。
いよいよ最終調整段階です。楽しみにしていて下さい。