新しい製品が現在製作されており、部品の製作が開始しました。
今製作されているのは旋盤で作る部品のようですね。
どんな製品ができるのか楽しみです。
カテゴリー: 開発
部品も着々と出来上がってきています。
先日ボディが上がってきましたが、部品の方も上がってきています。
コントロールパネルは文字入れまで済んだものがあるのと、これから文字入れのものがあります。
エンローバー、ケトルのボディができてきました。
今、新たな在庫を作り始めています。
沢山販売されている10Kgケトルのボディやエンローバーのボディが上がってきました。
いよいよ組み立てが始まります。
ケトルは今回ロット10台分、エンローバーも10台分です。
新しいストリンガー3
2ノズルホルダーにチョコレートを流すテストをしました。
ポンプの吐出量は3ノズルが100%でしたが、2ノズルは80%で大丈夫なようです。
ただ、振幅動作をとても激しくした場合はやはり90%、100%にした方が綺麗になります。
今回面白い事に気が付いたのが、このシステムではノズル部に軽くチョコレートの圧が掛かっている為、ポンプを留めるとピタッとチョコレートが止まります。
当たり前といえば当たり前なのですが、ノズルホルダーの中は空気がない状態なのです。
是非ホテルレストランショーで実機動作をご確認下さい。
新しいストリンガー2
今回は前回作った3ノズルホルダーを使って実際にチョコレートが流れ出るのかテストします。
早速。
感動です。綺麗にでました。
ただ、ポンプは最大吐出量に設定しないと苦しいですね。
ホルダーにはポリカーボネート製のカバーを取り付けています。
外すことは簡単にできますが、部屋の暖房の風が当たってチョコレートがまっすぐに落ちてくれなかったため取り付けました。
既に40時間程ポンプ、振幅、コンベアを連続動作させています。
室温をある程度保つために帰宅時も工場の暖房は28度設定で入れっぱなしです。
朝ノズルが詰まっていないかドキドキしていましたが、大丈夫でした。
今度は2ノズルもテストしてみます。
新しいストリンガー
いよいよ2月19日から始まるホテルレストランショー2019では新しいストリンガー「AES240」を出展します。
このAES240は現行モデルAES100との分かり易い違いとして、コンベア巾が120ミリから240ミリへと大幅に拡張されました。
そして弊社独自開発のチョコレートポンプにあります。
現行モデルでは自重にて落ちるチョコレートの補助としてミニポンプを取付けていましたが、ロスしたチョコレートの回収はユーザー様ご自身で行わなければならず、少し手間でした。
新モデルではロスしたチョコレートは自動的にポンプでくみ上げられて再度使用されるので手間が大きく省けます。
さて、今回はコンベア巾が広がったこととポンプによる汲み上げによりご要望の沢山あった多ノズルを実現できました。
ノズルホルダーはこちらです。
写真は試作段階の3ノズルのものですが、かなり雰囲気がいいです。
ただ、流す商品の大きさによりますが、単純に考えると240ミリのベルト巾で3ノズルだとノズルの可動範囲が80ミリとなります。4ノズルだと60ミリとなり、ノズルの数が増えるとノズル可動範囲が狭くなります。機械の動作は1ノズル同様に動作可能ですが、互いのノズルから出てくるチョコレートが商品の上で交差すると考えられます。
そうすると2ノズル位がそこそこ大きな商品でも2列流せるということになりますね。
4ノズルだと60ミリ以下の商品で4列流せ生産性が上がりますね。
次回は実際にチョコレートをだしてホルダーのテストを行います。
いよいよ新しい製品が発表されます。
いよいよ今年の第一弾、弊社オリジナル製品のアップデートがあります。
2月の展示会「ホテルレストランショー2019」にて新しい卓上型チョコレートストリンガーが発表されます。
現行モデルAES100はコンベア巾が120㎜でしたが、新しいモデルは240㎜巾と2倍のコンベア巾に拡張されました。
より大きな製品への線描きに対応します。
本製品よりチョコレートは循環式になり、効率的なチョコレートの線描きを実現します。
コントロール部には美しい液晶タッチパネルLCDを搭載し、より分かり易い操作を目指しました。コンベアの取付け、ポンプの取付け等工具を必要とせず手で簡単に着脱が可能になっています。
詳しい情報は後日掲載いたします。
新しいチョコレートポンプを搭載する製品
新しいチョコレートポンプを搭載する機械の第一弾は卓上型チョコレートストリンガーです。
メリットはタンクのチョコレートが循環することにあります。
ストリンガーはチョコレートの消費量が比較的少ないので、循環式にすると一度タンクにチョコレートを入れると結構長い時間使うことが可能です。
これにより、ストリンガーを使うストレスがかなり減るのではないかと考えています。
新しいチョコレートポンプ
昨年から時々、当ブログにも書いていた弊社オリジナルのチョコレートポンプがいよいよ完成し、24時間の稼働テストも行いました。
結果は良好でした。
室温は27度程の環境で50度前後のチョコレート温度にて連続稼働させていました。
これまで、チョコレートのポンプといえば洗浄がめんどくさい、難しい等課題が沢山ありましたが、この弊社オリジナルのポンプはこれらの課題をかなり解消させています。
部品が足りなくなってきました。
みるみる内に部品が減っていき、追加で加工が増えてきました。
新たにギアも作っています。
チョコレート流し箱加工
卓上型チョコレートエンローバーのチョコレート流し箱(滝をつくるやつ)の加工がはじまっています。
削りだしで作っている為、時間がとても掛かります。穴加工後にポケット状の加工を行った後の様子です。
ここから形を削っていきます。
細いエンドミルでの加工ですので時間が掛かりますね。
E120 XSPのコンベア最終仕様について
卓上型チョコレートエンローバーE120 XSPの試作機が6月の展示会FOOMAで出品されました。その次の10月の展示会 東京パックでは細かな仕様変更がされてより使い易くなりました。
その時に出展されたエンローバーのコンベアと出荷される製品のコンベアはわずかに違いがあります。
FOOMAではいたってシンプルな作りのコンベアになっており、製品の投入コンベアは後ろのメインコンベアの動力をもって動作していました。(正確に言うとメインコンベアのコンベアで動作していました)
しかし、これは安定性がなく、ちょっとした組み立ての違いで投入コンベアが動かなくなってしまいました。
そこで、東京パックの時にはメインコンベアの駆動ギア部からギアにて投入コンベアを動かすように仕様が変更されていました。安定してよかったのですが、チョコレートがギアを伝って投入コンベアの部分からぽたぽたと落ちてしまいました。
これを解決するために、ギアを途中からコンベアの正面に移して駆動させることになりました。
コンベアの見た目はそれ程変わりませんが、わずかに違いがあります。
この写真に見えるギアは実際にコンベアが動作している時に触れる事はできない作りになっています。
こうしてみると随分多くのギアが使用されていますね。
いよいよもうすぐ出荷が始まります。楽しみにお待ちください。
流し箱テスト
今回、少し特殊な流し箱をテストしてみました。
特殊といっても形は従来のものとほとんど変わらないのですが、大きな違いはチョコレートではなく、水を流すテストです。
従来の流し箱では滝にならないだけでなく、水も箱に殆ど溜まることがありませんでした。
テストしたものは穴3つだけを開けて水を流すものですが、結構難しかったです。
最終的には上手く3つの穴から綺麗に出てきました。
この後、穴を5個、10個と増やしましたが、真水ではやはり上手くいかず、少しだけ粘度を上げるととてもスムーズに流すことができました。
E-120 XSP 生産中9
アゼット株式会社では部品の一つ一つを丁寧に仕上げていっています。
最終的には手による仕上げ作業が出てきます。
なかなか手間のかかる作業です。
E-120 XSP 生産中8
次々と部品があがってきます。
これはブロワー関係の部品!?
E-120 XSP 生産中7
ようやくコントロールパネルの文字入れが終わりました。
少し浮き上がった文字は結構手間が掛かります。
本体に取り付けるとこんな感じです。
これでは判らないですね。。。
でも製品版に採用された新しいデザインのパネルはほんの少しですが恰好よくなりました。
E-120 XSP 生産中6
今回は旋盤の様子です。
あまり見えない部品ですが、結構重要な位置の部品です。
CNCの旋盤なので正確に形状が出ています。
最後の突っ切りの様子です。
気持ちよくスパスパです。
久々に「新しい」が来るかも。
現在、E-120XSPの生産と並行して10月の展示会に向けて新しく発表される予定の製品を作っています。こちらもできればE-120XSPと同時期に発売を開始したいと思っています。
とても興味深い製品ですが、まだ内緒なのです。
E-120 XSP 生産中5
どんどんと部品ができてきてます。
これは既にアルマイト処理まで行ったものです。
トップヒーター用の部品です。
展示会に出展したプロトタイプにはなかった部品ですね。
E-120 XSP 生産中4
E-120 XSP 生産中3
前回に続き新型のE-120XSP初期ロット分です。
アルマイト処理前の状態で、前回は軽くヤスリをかけたものでしたが、今回はそれにブラスト処理を行いました。
表面は少しざらついた雰囲気ですが、触ると案外ざらついていません。
というのも、ブラスト処理を行った後、アルマイト前に少しだけ特殊溶液で表面を溶かしているからです。
文字を入れる場合、表面がざらついていると上手くいかない事が多いので、表面を少し滑らかに仕上げています。
E-120 XSP 生産中2
新型の卓上型チョコレートエンローバーは日々予約が増えていっています。
発売は11月なのですが、今から生産していても危ない感じですね。
1ロット大体10~12台の量ですが、今回はその最初の1ロット目です。
写真は加工直後で軽いヤスリしかしていない状態です。
この後、表面処理を行います。
よくよく見ると、試作機とは少しだけデザインが変わっていますね。
楽しみです。
新しくなった拡張コネクタボックス
卓上型チョコレートエンローバー「E-120」全機種用拡張コネクタボックスの形がリニューアルされました。
これまで家の形のようなものでしたが、今回より少ししっかりとした弁当箱型となりました。
少しだけですが耐水性もあります。
製品ラインナップが全体的にしっかりとした作りになってきています。
色々と加工です。
アルミや樹脂を加工している様子です。
細いエンドミル等を使用して細かな削り出しを行っています。
軽くて強いものへ
SuperMicro E120S???
写真は過去に試作したタッチ液晶を搭載した卓上型エンローバーです。
チョコレートはポンプにて汲み上げる方式で、ブロワーを本体内部に収めたものです。
コンパクトでカッコいいデザインでしたが、ポンプの使い勝手が悪く、洗浄がひと手間なのでNGとなりました。
今では幻の機種E120S、新しいE120XSPに比べるとデザインが少し古く感じますね。
現在もポンプ式を研究開発中ですが、あくまで洗浄が簡単、組み立てやバラシが楽にできないと実用化という意味ではOKがでません。
研究中のものはワンタッチ取り外し、丸洗い洗浄ができるようなものです。
実用化が見えましたらご紹介します。
きこえてきた、小型100Kgケトルの足音。
少し見えてきました100Kgケトル。
ベールを被ってますが、とても小さな100Kgケトルです。
なんとか次回の展示会には出展したいと考えています。
まだまだ課題は沢山ありますが、頑張っていますよ。
楽しみにしてください。
加工
いよいよ製品化へ
ブロワーの吹き出し口を3Dプリンターで試作し、取付などを確認しました。
いよいよステンレスで製品化を行います。
どうですか? 左は3Dプリント製、右はステンレス製。
やっぱり堅牢感、安心感違いますね。