卓上型・粉体充填機 テスト

前回ご紹介した粉体充填機 CQ100を使ってコーヒーの粉の充填をテストしてみます。
粉がうまく充填機構部へ入っていくように、粉が途中で落ちない事態を避けるために“ブリッジブレーカー”を取り付けました。

丁度ホッパーの上に大きなモーターが取り付いていますが、そのモーターの下に羽根が取り付けられています。
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上写真はブリッジブレーカーを取り付けた後、コーヒーの粉をホッパーへ入れた状態です。
充填の設定はコントローラーにある数値を変更することで変えることが可能です。
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便利なのはモードが3つあるところです。
1つ目はフットコントローラーを踏んでいる間だけ充填する手動モード。
2つ目はフットコントローラーを一度踏むと設定した量だけ充填する半自動モード。
3つ目は設定した量を充填し終えると、一定の間隔(設定できます。)で次の充填を自動的に行う全自動モードです。

早速充填の様子を見てみましょう。

用意した瓶に次々と充填していきました。
気になる充填量のバラツキですが、コーヒーの粉では大体5g前後の違いがありました。
この差は充填量が多くなればなる程、パーセンテージは小さくなっていきます。
例えば250gで5gの違いが1Kgで5gの違いになるのでバラツキのパーセンテージは凄く小さくなります。

卓上型・粉体充填機 CQ100

今回は卓上型・粉体充填機 CQ100をご紹介します。
粉体充填機と書きましたが、アタッチメントを取り換えることで流体充填機にもなるスグレモノです。
写真です。
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ステンレスのテーブルに置いています。
比較的小さめのサイズです。
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粉の充填はオーガを使用するタイプです。
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パーツ一つ一つはヘルール等で簡単に取り外せるように作られています。
この機械、台湾製で価格は日本製のものよりも安いのですが、筐体の作りがかなりしっかりとしています。
また、ステンレス製でSUS304を使用していますが、お客様によりSUS316に変更のご要望があればSUS316への変更もできます。
ご使用の用途により本体材質の変更が必要な時もありますので、かゆいところに手が届く的で好感が持てます。

次回は早速充填のテストをしてみたいと思います。